日本人が一年間(2004年度)に食べる肉の量は
                頭数にすると、牛が1,267,602頭、豚が16,183,495頭らしいです。
                輸入された肉も含んだ数字だと思うが、それでも家畜は
                国内でかなりの数がと殺されているはず。でも
                これだけ大量の家畜は誰が何処でどのようにと殺しているのか。
                自分は詳しく知らないし、テレビや雑誌でも観た事が無い。
                最近はBSE問題でアメリカの精肉工場の映像が流れるが
                国内の映像は何故流れないんだろうか?
                個人的に気になっていた「と殺」に関して書かれた
                この「いのちの食べかた」はとても勉強になった。
                「と殺」は隠される
                その結果、「知らない」から発生する問題、差別等
                幅広く話が展開されますが、中学生からを対象にした本なので
                とても読み易くなっています。
                毎日食べる肉はかつては生きていた動物であり、
                誰かが自分に代わってその命を殺めている
                という事実をきちんと知るのは大切だ。
                普段なにげなく言う
                「頂きます」という言葉には
                「命を頂きます」
                という意味が含まれているそうです。