ボクは気に入った食品やお菓子の箱を集めるという地味な趣味をもっています。
コンビニやスーパーで買い物する際は常にアンテナをビンビンに立てて、箱レーダーを張り巡らせているのですが、そんなボクのレーダーに、先日ある箱がひっかかりました。
PRETZの、「持ってるくん」イラスト付きの箱。
ヘタウマ（下手上手）界をリードする「カリスマヘタウマイラストレーター」花くまゆうさく氏のイラストが後ろに描いてあり、中蓋の手型（写真参照）を切り取ってイラストに張り付けるとプリッツを持ってくれる機能がついています。

うん、とても斬新だ。だって凄く目的が不明。
プリッツ持たしてどーするのよ、、、って感じなんですが、

持たせたい、、、。

何故だろう、、？だって面白そうじゃん。目的は不明じゃない、はっきりしている、プリッツ持たせたら面白いそれだけだ。僕は汗をかきながら一所懸命な「持ってるくん」達（全１２種類）にプリッツを持たせたいと思った。
そして気づいたら、パンダ、ハゲ、テニス女の３箱を買っていた。
プリッツなんてめったに買わないし、せいぜい年に１、２回買うくらいだった思うが、今日１日で記録更新してしまった。
その晩、ハゲの「持ってるくん」を作ってみた、これ買っても実際作る人少ねーだろーなーと思いながら、自分はめちゃくちゃ丁寧にハサミで手型を切り取り、工作用ボンドでペタっと張り付ける。セロテープで貼ってね、と説明には書いてあるが、見た目にこだわりたいので、やっぱここはボンドだ。そして「プリッツ持ってるくん」はあっという間に完成。
少し緊張しながらプリッツを３本置いてみました（写真参照）。

イイ！！ばかばかしい！！ハゲの表情もたまらね〜！！
やはり面白かった。この意味不明な、プリッツを持たせるという行為が単純に面白い。
たった１００円でボクを十分に楽しませてくれる、そしてプリッツ美味しい。
立派なエンターテイメントとして成立している。
箱コレクター心をくすぐられました、もう１２種類コンプリートするしかないな。
まんまとグリコの術中にハマったぜ。
プリッツを肴に日本酒をキュっと飲みながら、おれも将来こんなイラストの仕事してーなーと想うのでした。
http://www.ezaki-glico.net/pretz/cp/intro.html